パリティと乖離率の考え方

2014.4.23|未分類

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パリティ(以下Pとする)すなわち理論価格とは、株価と転換価格から転換社債がどれだけの価値を持っているのかという理論上の値段を量るものです。株価を転換価格で割れば求められます。具体的には、転換価格が1200円で株価が1500円の転換社債の場合、1500÷1200×100でP=125円になります。現在の株価からすれば125円が妥当な価格であるという判断ができます。この時もし転換価格が140円であるならば、株価から見て高く買われていることになり、逆に110円であれば安く買われていると判断することができます。

転換社債の時価はPとともに上下します。実際に市場で取引される価格は必ずしもPと一致するとは限りません。色々な要因の影響を受けてPより高くなったりやすくなったりと変動します。そこで役に立つのが乖離率(以下DRとする)であり、転換社債とPとの差がどのくらい離れているのかを見ることができます。

計算の一例を示します。転換価格1200円で株価1500円の転換社債の場合、P=1500÷1200×100=125円になります。転換社債が140だとすれば、DR=(140−125)÷125×100=12%になります。一般的にはDRが低ければ転換社債の値段は株価と連動し、反対にDRが高ければその転換社債の時価が示す評価以上に高く買われていることを示します。

なお転換社債の価格がPより高い状態を順乖離、Pより低い状態を逆乖離と呼びます。
海05

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